470級新艇購入への協力について

令和7年6月吉日

広島大学ヨット部しぶき会会員各位

広島大学 ヨット部しぶき会
名誉会長 柚 木 衛
会 長  松 本 広 志
監 督  石 川 常 義

470級新艇購入への協力について(ご依頼)

拝啓 初夏の候、しぶき会会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素より広島大学体育会ヨット部およびしぶき会の活動に格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、広島大学体育会ヨット部第74代(現役部員)は、「全日本インカレ総合6位入賞」という高い目標を掲げ、日々の厳しい練習に励んでおります。これからの本格的レースシーズンに向けて、部員一同、真剣かつ前向きに準備を進めております。
しかしながら、470級の艇の現状は厳しく、昨年の全日本インカレ出場艇72艇中、我々の使用艇は「31番目」「63番目」「68番目」と、いずれも老朽化が進んだものでした。艇の性能による不利は否めず、選手たちが持つ実力を十分に発揮できない状況が続いております
こうした現状を打破すべく、現役部員たちは自ら動きました。アルバイトやギビングキャンペーンへの参加、日々の節約など、できうる限りの手を尽くし、現役の力だけで470新艇1艇の購入を決断・発注いたしました。限られた時間の中でのこうした努力は、決して容易なものではありません。しかし、彼らは「自分たちの手で未来を切り拓く」ことを信じ、果敢に挑戦を続けています。
とはいえ、「全日本インカレ総合6位入賞」という高い目標を見据える上では、新艇1艇では不十分であり、もう1艇の新艇の導入が不可欠であるというのが現場の切実な実感です。470級は艇の性能が勝敗に直結するクラスであり、選手の努力だけでは覆せない差があるのも事実です。
そこで、しぶき会の皆様のお力をお借りし、もう1艇の470級新艇を整備することで、現役部員の挑戦をさらに後押しできればと願っております。
また、監督・コーチ陣をはじめとする指導体制においては、「強さとは人間性の上にこそ成り立つもの」との信念のもと、単なる競技成績の向上にとどまらず、人としての成長を重視した指導を行っております。選手一人ひとりが、自ら考え、責任を持ち、仲間と共に高め合う・・・そのプロセスこそが、最終的に大きな成果につながると信じております。
現役部員たちの努力と、指導陣の想い。それらが結実する瞬間を、どうか皆様のお力で支えていただけませんでしょうか。重ねてのお願いとなり恐縮ではございますが、以下の要領にてご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
皆様の温かいご支援が、現役部員たちの挑戦を、そしてその未来を大きく後押ししてくださると信じております。

敬具

1. 470級 新艇基金目標額

300万円・・・470級新艇1艇

内訳:艇体、スパー(マスト・ブーム等)、艤装一式 セール除く

2. 援助金
援助に当たりましては、一口1万円です。
しかしながら物価高騰の事情及び新艇価格を鑑み、2口以上の支援をお願いします。
※ 現在、この援助金については、広島大学と連携のうえ、寄付として扱い、寄付金控除の対象とするための手続きを検討しております。

3. 振込方法
同封の振込用紙で、8月8日(金)までに振り込み下さい
○ ゆうちょ銀行 広島大学ヨット部“しぶき会”特別口座
広島 01320-5-5113
※「払込料金加入者負担」の用紙による振込であっても、現金払込時は振込者に加算料金110円の支払いが求められますので留意ください
○ 広島銀行口座 広島大学しぶき会事務局特別会計 中島 和弘
広島銀行大手町支店 010-3022994
援助金の振り込みには、自動引落のご利用も可能です。
尚、住所などの変更がございましたら、事務局までご一報ください。

以上