お世話になっております。令和7年度入学の丸本晃司です。75代では新2年生470クルーを務めさせて頂きます。
75代の挨拶ブログということで、今年度の意気込みに先立ち、まずは74代として過ごした全日本インカレまでの日々を少し振り返りたいと思います。
4月に広島大学に入学した当初、私はセーリング競技を全く知らず、四年間はバスケに打ち込むつもりでした。しかし、週末の新歓が楽しみになり、気がつけばヨット部に入部していました。マリンスポーツ自体が初めてだったこともあり、当初はどこか浮ついた気持ちもあったと思います。
しかし、74代の一員となり、先輩方の全日本インカレに向けた情熱と覚悟に触れる中で、徐々にヨットに夢中になっていきました。春先には、陸にいても動作のイメトレ、知識の勉強、e-sailing に時間を使うことが増えていました。
そして迎えた全日本インカレ。バスケをしていた頃は遠い存在だった全国大会で、日本のトップセーラーが集まる中、先輩方が示してくださったのは「全日総合入賞への希望」でした。大会期間中は厳しい場面も多くありましたが、最終日の広島大学の走りは間違いなく上位と戦えるものでした。サポートに徹するしかない無力感、そして背中で語る先輩方の姿。私が「もっと上手くなる」と誓うには十分すぎる理由でした。
前置きが長くなりましたが、ここからは75代での意気込みを述べたいと思います。
私が75代で大切にしたい軸は二つあります。
一つ目は向上心です。470クルーとして、まずはクルーの基礎や技術を徹底的に身につけることを当面の目標としています。先輩方の動作一つ一つには高度な技術が詰まっているので、見て・聞いて・吸収し、着実に成長していきたいです。また、07同士はライバルであり仲間でもあるので、お互いに向上心を刺激し合える関係を築いていきたいと思います。
二つ目は気づきです。ヨットに関する気づきはもちろん、陸での動きやチャッカー、さらには日常生活での気づきも大切にしていきたいです。自分にできることを探し、75代の一員として少しでもチームに貢献できるよう努めていきます。
この二つの軸を大切にし、セーラーとしても人間としても成長していけるよう努力していきます。75代という一つの代で、自分の持てる力を全て出し切れるよう日々精進してまいります。これから寒く厳しい季節が訪れ、春合宿など身体的にも精神的にも辛い練習が続くと聞いています。ヨットに関わる中でしんどさや挫けそうな気持ちが生まれたときは、このブログを読み返し、当時の決意とプライドを胸に乗り越えていきたいと思います。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。また練習ブログでお会いできることを楽しみにしています。あまり回ってきませんが……。

//

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください