フラッグ

延期信号

AP旗(回答旗)
 音響信号 ↑●● ↓●・・・覚え方 After Prepare
「スタートしていないレースを延期する。予告信号は、降下の1分後に発する。ただし、その1分の間にレースを再度延期または中止した場合を除く」(AP旗の降下と共に、音響信号1声を発しなければならない。

+ 音響信号 ↑●●・・・覚え方 Harbor Back
「スタートしていないレースを延期する。この後の信号は陸上で発する。」

+ 音響信号 ↑●●・・・覚え方 All
「スタートしていないレースを延期する。本日はこれ以上レースを行なわない。」
+数字旗 音響信号 ↑●● ↓●
「予定されたスタート時刻から、1~9時間の延期」

中止信号

N旗
 音響信号 ↑●●● ↓●・・・No Race
「スタートしたすべてのレースを中止する。スタートエリアに戻れ。予告信号は、降下の1分後に発する。ただし、その1分の間にレースを再度中止または延期した場合を除く。」
+ 音響信号 ↑●●●
「すべてのレースを中止する。この以降の信号は陸上で発する。」

+ 音響信号 ↑●●●
「すべてのレースを中止する。本日はこれ以上レースを行なわない。」

準備信号

P旗

 音響信号 ↑● ↓‐

I旗・・・I旗規則
 音響信号 ↑● ↓‐
「規則30.1を適用する。」

規則30.1・・・I旗が掲揚され、スタート信号前の1分間に、艇体、乗員または装備の一部でもスタート・ラインまたはそのどちらかの延長線上のコース・サイドにある場合には、その艇はスタートする前に、スタート・ラインの延長線を横切り、プレスタート・サイドまで帆走しなければならない。

Z旗・・・Z旗規則

 音響信号 ↑● ↓‐

「規則30.2を適用する。」

規則30.2・・・Z旗が掲揚された場合には、スタート信号前の1分間に、艇体、乗員または装備の一部でもスタート・ラインの両端のマークと最初のマークで作られる三角形の中にあってはならない。艇がこの規則に違反して、特定された場合には、その艇は審問なしに規則44.3(c)に記載された計算により20%の『得点ペナルティー』を受けなければならない。レースが、再スタートまたは再レースとなったとしても、その艇はペナルティーを課される。ただし、レースが延期またはスタート信号前に中止された場合には、ペナルティーは課されない。ペナルティーを課された艇がその後の同じレースのスタート前に同様に違反を特定された場合、その艇はさらに20%の『得点ペナルティー』を受けなければならない。

U旗・・・U旗規則

 音響信号 ↑● ↓‐

「規則30.3を適用する。」

規則30.3・・・U旗が掲揚された場合には、スタート信号前の1分間に艇体、乗員または装備の一部でもスタート・ラインの両端のマークと最初のマークで作られる三角形の中にあってはならない。艇がこの規則に違反して、特定された場合には、その艇は審問なしに失格とされなければならない。ただしレースが再スタートまたは再レースとなった場合は、失格としてはならない。

黒色旗・・・黒色旗規則

 音響信号 ↑● ↓‐

「規則30.4を適用する。」

規則30.4・・・黒色旗が掲揚された場合には、スタート信号前の1分間に艇体、乗員または装備の一部でもスタート・ラインの両端のマークと最初のマークで作られる三角形の中にあってはならない。艇がこの規則に違反して、特定された場合には、レースが再スタートまたは再レースとしても、その艇は審問なしに失格とされなければならない。ただし、レースが延期またはスタート信号前に中止された場合には、失格としてはならない。ゼネラル・リコール信号が発せられた場合、またはレースがスタート信号後中止となった場合には、レース委員会はその艇のセール番号を、そのレースの次の予告信号前に掲示しなければならず、レースが再スタートまたは再レースとなった場合には、その艇はそのレースで帆走してはならない。帆走した場合には、その艇の失格は、シリーズ得点を計算するときに除外してはならない。

リコール信号

X旗・・・個別リコール信号
 音響信号 ↑●

第1代表旗・・・ゼネラル・リコール信号
 音響信号 ↑●● ↓●

「ゼネラル・リコール。予告信号は、降下の1分後に発せられる。」

コース短縮

S旗・・・コース短縮信号(音響信号2声)
 音響信号 ↑●● 覚え方・・・Short Course
「コースは短縮された。規則32.2が適用されている。」

規則32.2・・・レース委員会が、コース短縮の信号(音響2声と共にS旗を掲揚)を発する場合には、フィニッシュ・ラインは、以下のいずれかでなければならない。

  1. 回航マークにおいては、その回航マークとS旗を掲げたポールとの間
  2. コース上、艇が横切らなければならないと定められているライン
  3. ゲートにおいては、ゲート・マークの間

コース短縮は、最初の艇がフィニッシュ・ラインを横切る前に信号を発しなければならない。

次のレグの変更

C旗・・・レース中のコース変更(反復音響信号)
 音響信号 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 覚え方・・・Change Course
「次のマークの位置を変更した。」

その他の信号

L旗・・・通告信号
 音響信号 ↑● 覚え方・・・Let’s Together
陸上:「競技者への通告を掲示した。」
水上:「声の届く範囲に来い、またはこの船に続け。」

M旗・・・マーク信号(反復音響信号)
 音響信号 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 覚え方・・・Mark
「この信号を掲揚しているものを紛失したマークの代替とする。」

Y旗・・・ライフ・ジャケット信号
 音響信号 ↑●
「個人用浮揚用具を着用せよ」(規則40参照)

規則40・・・予告信号以前にY旗が音響1声と共に掲揚された場合、衣服または個人装備を一時的に替えたり整えたりする間を除き、競技者は個人用浮揚用具を着用していなければならない。Y旗が陸上で掲揚される場合、この規則は水上にいる間は常に適用される。ウェット・スーツとドライ・スーツは個人用浮揚用具ではない

O旗、R旗・・・付則P5が適用される場合

規則P5は、クラス規則が、風速が規定の制限を超えたときにパンピング、ロッキングおよびウーチングを許可している場合に適用される。
・・・O旗 音響信号 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐
・・・R旗 音響信号 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐

スタート信号前

  1. レース委員会は、予告信号以前にO旗を掲揚することにより、クラス規則に規定されたとおりにパンピング、ロッキングおよびウーチングを許可するとの信号を発することができる
  2. O旗が掲揚された後、風速が規定された制限以下になった場合には、レース委員会は、レースを延期することができる。そして、新たな予告信号以前に、クラス規則で変更されたとおりに規則42が適用されるとの信号としてR旗、または規則P5.2(a)で規定されているO旗の、いずれかを掲揚しなければならない。
  3. 予告信号までにO旗またはR旗が掲揚された場合には、O旗またはR旗は、スタート信号まで掲揚されていなければならない。

スタート信号後

  1. 風速が規定された制限を超えた場合には、レース委員会は、マークにて反復音響信号とともにO旗を掲揚することにより、マークを通過した後クラス規則に規定されたとおりにパンピング、ロッキングおよびウーチングを許可する、との信号を発することができる。
  2. O旗が掲揚された後、風速が規定された制限以下になった場合には、レース委員会はマークにて反復音響信号とともにR旗を掲揚することにより、マークを通過した後クラス規則に規定されたとおりに規則42が適用される、との信号を発することができる。

V旗・・・捜索と救助の指示

 音響信号 ↑-

「安全指示のための通信チャンネルを聴取すること」

規則37・・・レース委員会が音響信号1声とともに、V旗を掲揚した場合、すべての艇、運営艇、支援艇は、可能な場合には、捜索と救助の指示を受けるためにレース委員会の通信チャンネルを聴取しなければならない。

オレンジ旗・・・この旗を掲げたポールは、スタート・ラインの一端である。

 音響なし

色旗・・・この旗を掲げたポールは、フィニッシュ・ラインの一端である。

 音響なし

 

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