出てくる用語について不明なものがあれば、ヨット用語(定義)を参照してください。
このコーナーは、『図解 ヨットのルール』 成美堂出版 を参考に構成しています。
『Play the Rules』ではオンラインでルールの勉強ができます。ルールの基礎が分かったら是非チャレンジしてみてください!
赤の太字はRRS2005~2008での変更点である。
ラフィングの規則はスタート信号の前と後では異なっている。
規則17.1・・・クリア・アスターンから風上艇の風下2艇身以内にオーバーラップした艇は、そのオーバーラップが続いている間、その艇はプロパーコースより風上を帆走してはならない。
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プロパーコースはスタート信号前には存在しない。
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他の艇に対し避けるためのルームを与えながらラフをするのであれば、風位まででもよい。
大事なのは「風下艇が風上艇の風下側にクリア・アスターンからオーバーラップしたかどうか」ということ
クリア・アスターンから風下側にオーバーラップした場合
風下艇は避けるためのルームを与えながらであれば、風位までラフすることができる。しかしスタート信号後は風下艇のプロパーコース(この場合はクローズホールドのコース)より風上を帆走してはならないので、クローズホールドまでベアしなければならない。
クリア・アスターンから風上側にオーバーラップした場合
風下艇は避けるためのルームを与えながらであれば、風位までラフすることができる。スタート信号後も風下艇はプロパーコース(この場合はクローズホールドのコース)までベアしなくてよい。
スタートするためにスタート・ラインに向かい、そのラインに近づいていた場合(そのときにスタート信号が発せられれば、スタートしてスタート・マークを離れるまで)は、風下艇はスタート・マーク(スターボード・タックの状態であれば、右側のマーク―通常本部船)と自艇との間に入り込もうとする風上艇に対しては規則18.1(a)によりルームを与える必要はない。
また、クリア・アスターンからオーバーラップした場合でも、風下艇がアウターリミットマークを通過するまでは、スタート信号後もクローズホールドのコースより風上を帆走することができる。風下艇にとってはそれがプロパーコースであるからである。アウターリミットマークを通過したあとはプロパーコースであるクローズホールドのコースへベアしなければならない。
障害物がスタート・マーク、またはそのマークのアンカー・ライン等の係留索具である場合には、艇がスタートするためスタート・ラインに近づいているとき、さらにはスタートした後においても、クリア・アヘッドの艇や風下艇は、この障害物をかわすためにタッキングをしようとして、クリア・アスターンの艇、あるいは風上艇に対しタッキングするルームを要求する権利を持っていない。ただし、その艇にとってマークを回航することはプロパーコースを帆走していることに他ならないので、風位までラフすることはできる。
規則42.1の原則は、ヨットレースは帆走(セーリング)による競技であり、セール、および艇体に受ける風と水の作用を活用して艇を推進させなければならず、乗員は帆走するのに必要な動作以外に体を動かして艇を進めさせようとしてはならない。
「レース中、艇は、以下のいずれかのマークと接触してはならない。」
スタート前のスタート・マーク
帆走中のコースのレグの起点、境界または末端となるマーク
フィニッシュした後のフィニッシュ・マーク
(規則31.1)
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接触した場合は、規則31.2に従い違反を解消できる。
「規則31.1に違反した艇は、できるだけ早く他の艇から十分離れた後に、速やかに1回のタッキングと、1回のジャイビングを含む1回転を行うことによりペナルティを履行することができる。艇がフィニッシュ・マークと接触した後にペナルティを履行する場合、その艇はフィニッシュする前にフィニッシュ・ラインのコース・サイドまで完全に帆走しなければならない。ただし、マークと接触することにより、レースまたはシリーズで著しく有利となった場合には、その艇のペナルティはリタイヤすることでなければならない。」(規則31.2)
(注;回転を行っている間は、航路権がない。)
スタートする前のマークタッチもレース中の場合と同様、接触後できるだけ速やかに他のすべての艇から十分に離れたところへ帆走したうえ、前述のとおり完全な360度の回転1回転を行うこと。
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準備信号後のマークタッチでも、できるだけ速やかに他の艇から離れたうえで360度の回転1回転を行って解消することができる。(スタート後でなくてよい。)
レース艇はフィニッシュ後のフィニッシュ・マークと接触してはならない。
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フィニッシュしてフィニッシュ・ラインおよびフィニッシュ・マークを離れるまでの間に接触がなければ、その後マークと接触しても違反にならない。
| 信号 | フラッグと音響信号 | スタートまでの時間 | |
| 予告信号 | クラス旗 | 1声 | 5 |
| 準備信号 | 1声 | 4 | |
| 1分前 | 準備信号降下 | 長音1声 | 1 |
| スタート | クラス旗降下 | 1声 | 0 |
スタート信号時に、艇体、乗員または装備の一部でもスタート・ラインのコース・サイドにある場合、または艇が規則30.1に従わなければならない場合
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X旗掲揚
(音響信号1声)
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リコール艇は、スタート・ラインの内側に戻ってスタートしなければならない。
多くの艇がリコールし、レース委員会がそれを見分ける事が出来なかった時や、スタートの信号の手順を間違ってしまった場合
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第一代表旗掲揚
(音響信号2声)
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スタートやり直し
I旗が掲揚され、スタート信号前の1分間に、艇体、乗員または装備の一部でもスタート・ラインのまたはその延長線上のコース・サイドにある場合には、その艇はその後スタートする前にコース・サイドからスタート・ラインの延長線を横切り、プレ・スタート・サイドまで帆走しなければならない。
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スタート信号後でなくて良い。
Z旗が掲揚された場合には、スタート信号前の1分間に、艇体、乗員または装備の一部でもスタート・ラインの両端と最初のマークとで作られる三角形の中にあってはならない。艇がこの規則に違反して、特定された場合には、その艇は審問なしに規則44.3(C)に規定された計算により20%の得点ペナルティーを受けなければならない。レースが、再スタート、再レースまたは日程変更となったとしても、その艇は、ペナルティーを課せられる。ただし、レースがスタート信号前に延期または中止された場合には、ペナルティーは課せられない。
ルールが改正された結果、Z旗を準備信号として掲揚した場合、ゼネラル・リコールかどうかに関わらず一律20%の得点ペナルティーが適用されることに改訂された。スタート前の1分間にペナルティーエリアにいたことが特定されたものの、その後正規にスタート(スタート時にプレ・コースサイドにいた、またはスター信号後にプレ・コースサイドに戻った)した艇に対してのみ得点のペナルティーが課せられるのであって、スタート時にコースサイドにいた場合には、個別のリコールとして扱われOCSと記録されます。
そのスタートがゼネラルリコールになった場合(スタート時に、レース委員会がスタート・ラインのコースサイドにいる艇もしくは規則30の適用を受ける艇を特定できない場合)については、RRS30.2の後段にあるように、再スタートや、再レースでも20%ペナルティーは引き継がれることとなります。
再スタートが再びゼネラルリコールになった場合に、再び規則30の適用を受けた場合は20%+20%=40%のペナルティが課されることになる。

黒色旗が掲揚された場合には、スタート信号前の1分間に、艇体、乗員または装備の一部でもスタート・ラインの両端と最初のマークとで作られる三角形の中にあってはならない。艇がこの規則に違反して、特定された場合には、レースが再スタート、再レースまたは日程変更になったとしても、その艇は審問なしに失格とされる。ただし、レースがスタート前に延期または中止された場合には、失格とされない。ゼネラル・リコール信号が発せられた場合、またはレースがスタートした後中止となった場合には、レース委員会はその艇のセール番号を、そのレースの予告信号前に掲示しなければならず、レースが再スタートまたは再レースとなった場合には、その艇はレースで帆走してはならない。帆走した場合には、その艇の失格は、シリーズの得点を計算するときに除外してはならない。この規則を適用する場合には、規則29.1は適用しない。
スタート信号前の1分間に、スタート・ラインまたはその延長線上のコースサイドにある場合、その艇は即失格とされる。
レースには、先頭艇のフィニッシュに2時間のタイム・リ ミットがある。先頭艇は1時間59分にフィニッシュした。もしその艇が下記であるなら、その艇は規則35のタイム・リミット内にフィニッ シュしているか?
つまり、その艇がスタート信号時にコースサイドにいた場合、
最終更新日: 2008年6月27日(金) 23:57 JST; 2,604 閲覧件数