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2010年7月31日(土) 10:28 JST
ヨット用語(定義)2009年はルール改正の年です。赤字部が更新された内容となっていますが、正確な内容はルールブック等をご確認ください。
- 中止・・・レース委員会またはプロテスト委員会が中止したレースとは、無効となるが、再レースを行うことが出来るものをいう。
- クリア・アヘッド及びクリア・アスターン;オーバーラップ・・・艇体及び正常な位置にある装備が、相手艇の艇体および正常な位置にある装備の最後部から真横に引いた線より後にある場合、その艇は相手艇のクリア・アスターンにあるといい、相手艇はクリア・アヘッドにあるという。いずれの艇もクリア・アスターンでない場合、両艇はオーバーラップしているという。ただし、両艇の間にいる艇が両艇とオーバーラップしている場合もまた、両艇はオーバーラップしているという。これらの用語は、同一タックの艇には常に適用する。反対タックの艇には、次のいずれかの場合を除き適用しない。
- 規則18を適用する場合
- 両艇が真の風向に対し90度を超えた方向に帆走している場合(2005~2008ではマークから2艇身の範囲内にのみ限られていた。)

クリア・アヘッド及びクリア・アスターン |

オーバーラップ |
- フェッチング・・・艇がタックを変更することなくマークの風上をその定められた側で通過できるコース上にいる場合、艇はマークをフェッチングしているという。(新たに追加)
- フィニッシュ・・・艇体、または正常な位置にある乗員または装備の一部が、以下のいずれかの時に最終マークからのコースの方向でフィニッシュ・ラインを横切るとき、艇はフィニッシュするという。
- 最初のとき
- 規則31.2または44.2に基づきペナルティを履行したとき
- 規則28.1に基づいてフィニッシュ・ラインで行った誤りを正した後
- 利害関係者・・・プロテスト委員会の判決の結果、有利となるか、不利となる者、または判決に対して個人的に密接な利害関係を持つ者を利害関係者という。
- 避けている・・・以下の場合、艇は相手艇を避けているという。(回避との混同を避けるためニュアンスが修正された)
- 回避行動をする必要なしに、相手艇が自らのコースを帆走することができる場合
- 艇が同一のタックでオーバーラップしているとき、風下艇が直ちに風上艇と接触することなく、自艇のコースをいずれの方向にも変更することができる場合
- 風下と風上・・・艇の風下側とは、風向から遠い方をいい、また風位に立っている場合、それまで風向から遠かった側をいう。ただし、バイザリーまたは真風下方向に帆走している場合、メイン・セールの出ている側を風下側という。他の側を風上側という。同一タックの2艇がオーバーラップしている場合、相手艇の風下側にいる艇を風下艇といい、相手艇を風上艇という。
- マーク・・・帆走指示書において、艇の定められた側で通過するように求められている物体、およびレース委員会艇で、そこからスタート・ラインまたはフィニッシュ・ラインが伸びている航行可能な水面に囲まれているものをマークという。アンカー・ラインおよびマークに一時取り付けられたか、または偶然に付着した物体は、マークの一部ではない。
- マークルーム・・・艇がマークへ帆走するためのルーム、その後マーク回航中にプロパー・コースを帆走するためのルームをマークルームという。ただし、マークルームを与える必要がある艇の風上かつ内側にオーバーラップした場合を除き、マークルームには、タックするためのルームを含まない。(新たに追加)
- 障害物・・・艇がそれに向かって真直ぐに帆走していて、それから1艇身となったときに、コースの大幅な変更をせずに通過することができないものを障害物という。また一方の側しか安全に通過することができないもの、および帆走指示書によりそのように指示された区域も障害物という。ただし、他の艇が避けている必要がある艇、ルームを与える必要がある艇、または規則22を適用し回避する艇を除き、レース中の艇は他の艇にとって障害物ではない。レース中の艇を含む航行中の船舶は、連続した障害物ではない。(レース中の艇は連続した障害物ではなくなった)
- オーバーラップ・・・クリア・アヘッドとクリア・アスターン;オーバーラップの項を参照。
- 当事者・・・審問の当事者、すなわち、抗議者;被抗議者;救済を求めている艇;規則69.1に基づきペナルティを課せられる可能性のある艇または競技者;規則62.1(a)に基づき審問に関与するレース委員会または主催団体を当事者という。
- 延期・・・延期されたレースとは、予定されたスタートの前に延期されたものをいう。ただし、その後にスタートさせる、または中止することができる。
- プロパー・コース・・・この用語を用いている規則に関わる他の艇がいない場合、できるだけ早くフィニッシュするために帆走するであろうコーススをプロパー・コースという。スタート信号前には、艇にはプロパー・コースがない。
- 抗議・・・艇が規則に違反したことに対する、艇、レース委員会またはプロテスト委員会による規則61.2に基づく申し立てを抗議という。
- レース中・・・艇がその準備信号から、フィニッシュしてフィニッシュ・ラインとフィニッシュ・マークを離れるまで、もしくはリタイアするまで、またはレース委員会がゼネラル・リコール、延期、もしくは中止の信号を発するまで、その艇はレース中であるという。
- ルーム・・・艇がシーマンらしいやり方で速やかに操船している間に、その場の状況で必要とする余地をルームという。
帆走中・・・ヨットが、その乗員によるセール及び艇体のトリムの調整、並びにシーマンシップのその他の行動により、風及び水のみを利用して、そのスピードを増加、維持、あるいは減速している場合、そのヨットは帆走中であるという。
- スタート・・・スタート信号時またはスタート信号後、スタート・ラインのプレ・スタート・サイドに完全に入っていて、規則30.1が適用される場合は、その規則に従い、艇体、乗員、または装備の一部がスタート・ラインを最初のマークに向かって横切るとき、艇はスタートするという。

- タック、スターボードまたはポート・・・艇はその風上側に応じて、スターボード・タックまたはポート・タックにあるという。
2艇身ゾーン・・・マークまたは障害物に近い方の艇の2艇身の距離で囲まれた、マークまたは障害物周囲の区域を2艇身ゾーンという。
- ゾーン・・・マークに近い方の艇の3艇身の距離で囲まれたマークの周囲の区域を、ゾーンという。艇体の一部がゾーンに入っている場合、その艇はゾーンの中にいるという。(障害物に対するゾーンはなくなった)

IYRR1997~2000まで定義に含まれていた用語(参考)
- ベアリング・アウェイ・・・ヨットがジャイブし始める点まで風下にコースを変えること
- クローズホールド・・・ヨットができるだけ風上に向かって有効に帆走している場合、そのヨットはクローズホールドであるという。
- ジャイビング・・・ヨットが後方から風を受けている場合、メインセールのフットがヨットの中心線を超えた瞬間から、ジャイブが始まり、メインセールが反対側のタックで風をはらんだとき、ジャイブは終わったという。
- ラフィング・・・風上に向かってコースを変えること。
- タッキング・・・ヨットが風向に面する点を超えた瞬間から、クローズホールドのコースにベア・アウェイするまで、ヨットはタッキング中であるという。
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